How to Dollhouse

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【制作のコツ】編1

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このページ記述内容



(4)オリジナル作品製作の実例画像
(3)オリジナル作品を作るには
(2)制作の実例
(1)ドールハウスミニチュア制作のコツとしては

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(4)【オリジナル作品製作の実例画像】

オリジナル作品を作る為にという事で説明しましたが、
生徒さんの作品の画像をお借りして説明します。

今回の実例は完全なる自分のカラーを出すという事とは、少し離れてしまう実例ですが、
ある意味オリジナル作品つくりでもあるので、あえてお話します、

前にも書いた通り、教室では生徒さんには
見本作品と同じ色、配置ではなくて、自分の作品にして下さいと説明します。

しかし、トライする事を躊躇してしまい、
見本と同じ色、位置にしてしまう方が大半です。

今日の実例画像は現役女子大生のお二人の作品を使用します。
家具や庭周りも完成しているのですが、建物のみで説明します。

まずは私の見本作品↓スイーツハウスと題してケーキショップ
(実物よりも色が淡くなっています)


A生徒さんの作品↓

B生徒さんの作品↓

Aさん、テントの色を迷ってまだ付けていませんが、
屋根の色はご自分で作った蛍光薄紫色です。ドア、窓枠の色は蛍光ピンク色。

BさんもAさんと屋根は同じ絵の具を使っているので、屋根色は同じです。
でも、ドアは蛍光薄緑色

テントの生地に多色の生地を使用。
奇抜な配色の生地ですが、生地の色の中に屋根とドア窓枠の色が
入っているので、意外な効果を発揮します。

ドアと窓の配置を逆にする事もお勧めしたのですが、
お二人とも同じ配置を選ばれました。

私の場合は無難な色を使ってしまうのですが、
蛍光色を使う事はあまりありません。

ましてや多色の生地を目立つ位置に使用する事も殆どありません。
もし、私は真似をして奇抜な配色を使ったとしたら
きっと私のカラーから外れてしまうのでしょうね。

やはり若さなのでしょうか、現代人の発想なのでしょうか、
意外な色の組み合わせは、作品の中に入るケーキも美味しく見せる効果を
発揮してくれるハズです。

今回の実例の作品は見本があっての話し。
これは教室の見本なので私の了解があった上。

相手の了解の無い作品の配色や配置を変えて作っても
それは著作権侵害とまで行きませんが、常識外の話しです。

ご自分の同じスイーツ作品であっても
周りの小物の配置や配色を変えるだけで、
新しいオリジナル作品の完成です。

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(3)【オリジナル作品を作るには】

オリジナル作品を作る為にもっとも必要な事があります。

それは自分のカラーを作ること。
作った作品が似た様な作品をどこかで見たことがある。。となると
自分のカラーにはなっていないという事です。
(お教室に通われている生徒さんの作品が、先生の作品に似ているのは自
然な事なので除外です)

業界は違っていてもプロとして活躍されている作家さんは
一目で「○○さんの作品だ!」と見て分かりますよね。

私の場合は6年間の間、他の方のドールハウスは
一切、目にしませんでした。実物も書籍でも。

自分の作品と違た部分が新鮮で触発され、脳裏に残って、
色やデザインが似てきてしまう可能性があるのが、もっとも恐ろしかったのです。

プロの方でなくても、趣味で作っていられる方も素敵な作品は多いですからね。

業界は違っていますが、ある作家さんの話しですが、
オークションに自分そっくりの作品が常連で出ているそうです。

他の作家さんの話しでは、ホームページやブログに
画像を載せたら、数日するとそっくりの作品が、他の人のブログに出ている。とか。

ミニチュアのスイーツなどは種類が少ないので
どうしても似かよってしまうのは避けられないと思いますが、

自分のカラーを出すのには、別の視点で見てみるといいのではないでしょうか。

たとえば額入りや台座に置くのは定番ですが、
意外な物の中に入れる、置いてみるとオリジナル作品になります。

ここで書いてしまったら、答えを書いてしまう事になるので避けたいと思いますが、
意外な物のとは何か、身近な物から探してみてはいかがでしょうか。

子供さんがいる方はお子さんの持ち物を見てみる、
そうでない方は町に出て、ウィンドーショッピングをしてみると
きっと答えが見えてくるハズです。

話は逸れますが、
私の教室やカルチャースクールでは同じデザインの作品を
作っていただく事が多いのですが、必ず最初にお話する事は
「隣の人の作品を見ない事、見本と同じ色、配置で作らない事、
自分の作品を作ってください」」とお話します。

作品のデザインの基本は私の作品であっても
生徒さんそれぞれのオリジナル作品の完成です


(2)【制作の実例】

制作を始める前に作品のテーマを与えられます。
この回に出たのは、もう10年前の事なのでFAXと電話でのやりとりが中心の頃でした。

第一ラウンドは実際にある店舗ですが、決勝の作品はテーマが与えられます。
この回は「主人公のいる部屋」というテーマで、あまりに範囲の広いテーマなので、
何にしていいのか決めるのは大変な事。

童話、絵本好きの私はどうしてもそっち方向に行きがち。
書店を回って決めたのが「おおかみと七匹の子やぎ」

担当さん(男性23歳)に話したところ『その話し、知らない〜』(++)
小さい頃、童話読まなかったの??って感じの返事です。

つづいて提案したのが「眠れる森の美女」
再度、話したところ『あ、童話は他の人が決まっているのでダメです』(−−;
局側としては同じ分野は作って欲しくないそう。

私は今もそうですが、フリーで活動しているので
ドールハウスの団体に所属はしていません。
先生も仲間もいないので、相談する人もいない。。

で、再度書店を数件歩き回って、童話コーナーを離れて小説コーナーを回る事に。
どの書店で見ても気になるのが「シャーロックホームズ」
時間が無い中、沢山のシリーズを読んでビデオも観ましたが、
ホームズの居る部屋を作るのは膨大な時間がかかってしまう。。

で、ここから本題です(^^)v

それをどう作品にするか悩んだ末、事件現場にしよう。。いっそ事件まで作ってしまおう。
事件ストーリーを考えて、担当さんにスケッチを出すと、『問題ないです』と了解の返事。

そこからが問題。
テーマを決めるまでの時間がかかり過ぎて、制作に日数がほとんど無い。(;;)
本来なら数ヶ月かけて作る作品が数日。睡眠時間削っても、作るのは大変な話。

では、建物と家具でなんとか空間潰そう。で作ったのが↓
 
中を写した写真が無かったので、ちょっとだけ見える画像です↑

お皿などの小物は作る時間がなく、家具しかありません。


ホームズの居る気配を作るのに、定番のマントとハンチング帽?とパイプとを作りました。
作品の動きを出すのに、犯人の気配として足跡を作りました。

ドールハウスはどうしても綺麗に並べて、観る作品が多いのですが、
動きを出すには、壊すことも汚すことがあっても良いのではないかと
思います。
もっとも私も汚し壊すのは、この作品が初めてですけど(笑

汚すことを提案しているではないのですが、
他の作品では綺麗な花束で人の気配を作っている作品もあります。

それはまだ後日に。

実例となるのかは分かりませんが、もしも制作に詰まっている時には
視点を変えてみると解決に繋がるかも(*^^*)

この作品のオリジナル事件ストーリーと作品画像は、ギャラリーでご覧下さい。

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(1)ドールハウスミニチュア制作のコツとしては

ドールハウスやミニチュア作品を作る時、何作品も作っていると、
次はどんなテーマにしようかと迷ってしまうことがあると思います。

ましてや、同じテーマの店舗なら定番のケーキ屋さんやパン屋さん、お花屋さんとなると

デザインを考える時にどうしても同じパターンになりがちです。

ちがったイメージにするコツとしては
当然、雑誌や実際にある店舗を参考に作る事もそうですが、
そこにストーリーを作る事によって、同じ作品でも違って見えます
そして、動きが出てくる作品になると思います。

たとえばパン屋さん作品の中に雑然と、沢山のパンを並べるのより
お店の方のこだわりが見える何かワンポイントが入ると、グッとイメージが変わります。

ハウスの裏手に小さなスペースを作って、そこにパンくずと置いてみる。
横に椅子を置いてパンくずの入った紙袋を置いて、なおかつそこから
パンくずがこぼれ出ている。きっと動物好きなオーナーなのでしょうね。

と、そこでオーナーのそこまでの姿がイメージ出てきます。
きっとその後、沢山のハトやスズメが舞い降りてくるのでしょうね

裏手ではなくて、店舗に中に同じように動きが見える
景色を作る事によって、作品自体が変わってきます。

ドールハウスでなくてもミニチュア作品でも同じ手法を使って、
より魅力的な作品を作ってみてはいかがでしょうか。





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